メイド喫茶が混沌とした現代社会で最後の楽園かも知れない件について。
突然だが、今まで僕はメイド喫茶にステレオタイプの幻想を抱いていた。
(写真はイメージです。)
- いらっしゃいませ、ご主人様♡
- 「萌え萌え〜」とかいう高額なオムライス
- きょどりながら「かわいい」などと言わなければならない。
- 帰りにぼったくられる。
とりあえず、恐怖だらけだった。今や混沌としたこの現代社会。町にはメイドさんがキャッチをしている事もしばしばあるが、「メイド喫茶」だけでなく、「メイドリフレ」や、はたまた「メイド耳かき屋さん」などが乱立しており、ひょこひょこついて行ったら危険な香りを漂わせている。
とりあえず、メイド喫茶に厳選して一度入店してみることをオススメする。また、知り合いにメイド喫茶経験者がいる場合、その人と二人で行くことを強く推奨する。
まず、その経験者がどの様にメイドさんや周囲に振る舞い、その場にいるのかをじっくりと観察するのだッ!!
一回目はいわゆる「ROM専」に徹する。これはどの場に行っても必要なことで、「ここで一番権力のある人間は誰か」「ここでは何が嫌がられるのか」「どういう場所なのか」この辺を僕はしっかり読み込むことを癖付けている。場は経験者が回してくれているので、無理に自分がしゃしゃりでる必要は無い。
かと言って仏頂面になったりするのはつまらないので、あくまでその場を楽しみつつ、流れを読むことで「自分だけのプレイスタイル」を見つけ出すことを目標に立ちまわってみよう。そしたらマジで楽しくなってくるぞ。
また、経験者が周りにいない場合、何が有効か。ウェブブログである。
今回は、僕が見つけ出したであろうメイド喫茶の楽しみ方を皆さんに伝授したいと思う。
の、前に。多くのメイド喫茶で禁止されている事柄を列挙していこう。(なお、一部の店とは仕様が異なる場合があります。その店のルールに従ってくれよな。)
- おさわり禁止;そういう店に行ってください。ここは喫茶店です。
- メイドさんのことを撮影するの禁止;盗撮です。あかんで。写真は「チェキ」をお金を出して撮ってもらう営業方針の店がほどんどだそう。
- 連絡先の交換は禁止;ナンパオタクは帰ってください。
- メイドさんの嫌がることするの禁止;当たり前すぎて何も言えん。
ルールを守って楽しくデュエルしよう!!!!
さて、本題に移ろう。まず…
- ハンドルネームを決めよう。
僕このハンドルネームが無くて、メイドさんからは実名で呼んでもらってます。実名でも良いんだろうけど、覚えやすいような名前をあらかじめ決めておくと良いだろう。
- テンション上げてご帰宅、お出かけしよう。
店やろとか言ってる奴。ちゃうねん、家に帰るねん。うっきうきで家に帰ろうぜ!※あくまでも、今日は絡んでくれるかな〜とかいう期待じゃない。忙しかったら無理。これをしっかり抑えておく必要があるが、これは次の項目で解説する。
僕はテンションを2段階くらいあげてご帰宅している。最初は空回りするが、だんだん平常心にセーブされて、自然体になることができた。ご帰宅前は「夜の本気ダンス」聴いておくとエンジンがかかって良い。
お出かけの際も、気持よくお出かけしようぜ!メイド喫茶からお出かけ中は、「KEYTALK」バイバイアイミスユーを聴くことを強くおすすめしておく。
またいきたくなるねん。最高。
ちなみに僕はお出かけの際、メイドさんに「帰るわ」って言ってしまった。
正直、死んだかと思った。ギルティされてもおかしくない事案なのだ。でも。
「ご主人様、お出かけですよっ!ここはお家なので!」
やさちい…またいきましゅ…ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
- 重要なのは「流れを読む」こと。
メイドさんは自分だけのものではない。他のご主人様がお呼びor忙しければ、当然、自分の元には来ない。これを「なんだこねえじゃねえか」とか、「暇だな」、「なんで僕のところに来ないのさ…ブツブツ…」と、思ってしまうとしんどくなってくるはずだ。メイドさんは絶対自分のところへ来る。流れは確実に来る。意地悪されることなんてきっとない。だから適当にTwitterのタイムラインを追ったり、メイドさんがドリンクを作る様子を見てみたり、他のご主人様が撮っているチェキのポーズを参考にしてみたり…。楽しみ方は色々あるはずだ。なにも、メイドさんと話すだけがメイド喫茶の楽しみ方では無いはずだ。目があったメイドさんに話しかけてみるのも楽しいし、メイドさんも、話しかけられ慣れていることが多くて(これも人それぞれだから雰囲気をつかめッ!)とりとめの無い話でも聞いてくれるし、言葉のキャッチボールが上手くいくと笑ってくれるし、上手く話せなくても、また次の機会に話せればいいじゃないか。絶対これ続けてると会話スキル上がる。いやマジで。
また、楽しく会話していると、メイドさんが僕や、他のご主人様に対して楽しそうに給仕しているように見えてくる。あ〜最高っす〜。
- 気分が上がってきたら「チェキ」を撮ろう。
※チェキとは、インスタントカメラの一種で、撮った写真がすぐカメラから出てくるアレのこと。
FUJIFILM インスタントカメラ チェキ instax mini8プラス 接写レンズ・純正ハンドストラップ付き バニラ INS MINI 8P VANILLA
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テンション高めで「〜ちゃん、チェキ撮ろうよ!ツーチェキで!」って言ったら間違いない。言えなくても、「〜ちゃん、チェキ撮りたいんだけど…」って言うと聞いてくれる。「ピンがいい?ツーチェキがいい?」…
僕の感覚だが、ツーチェキ(2ショット)一択である 。ツーチェキにすると、メイドさんと二人で並んでチェキを撮るのだが、テンションの上がり方がもう凄まじい。メイドさんとポーズを打ち合わせして、全力でポーズする。もう恥ずかしさとかそういうのは無くなっているはずだ。
そのあとチェキに日付やメッセージを描いてくれるメイドさんもいて、それがまた嬉しいッ!最高ッ!
出来たチェキは、名刺入れに入れておこう。経験者は「KOKUYOの名刺ケース」に入れているらしい。参考までにリンクを貼っておこう。
あと、描いてくれるサービスも、店が忙しかったりすると、自分の滞在時間に描くのが間に合わなかったりする。こればっかりは仕方ない。「宿題」という形で次来るとき、来てから描いてくれるサービスをしている店もあるからその辺もメイドさんに確認してみてくれ!
また、時間制の店だと、自分の時間ギリギリにチェキを撮っても「宿題」になってしまうケースが多いので、この辺のタイミングを見計らって欲しい。
- 最後に「ゆっくり落ち着いて話そう」
- (あゝ!自分の前にメイドさんが来た!話さなきゃ…話さなきゃ…!) 「あ、ああああああああのっ!か、かかかわいいね!!」
お前かわいいやん。がんばったな。
でも出禁やな。
そーれは出禁オタクやな。
嘘やで。大丈夫。とりとめの無い会話でもメイドさんは嫌な顔などしないし、噛みまくっても気にしないから、まずは落ち着いて話をしてみようぜ。そんなに急がなくても大丈夫。おかんと話す感じで話すと天地がひっくり返るレベルで落ち着くからやってみてくれよな。(?)
まあ、「どれくらい前からここで働いてるの?」とか言うと話しやすいかもしれない。
初めての時は、「初めて来たんだけど〜」ってもう言ってしまったほうがいい。絶対いい。メイドさんも最初だからやりやすくしてくれるはずだ。
余談だが、前から来てるねん感を出すと、思わぬ形でボロが出るものだ。風俗で「ど、ど、ど、ど道程ちゃうわ!!!」って言ったあとキスで歯が当たるくらい恥ずかしいことが待ってる…
いや、知らんけどやな。
あと、メイドさんも人間だから、同じ話ばっかりだと飽きてきちゃう。さっきウケたからって話のネタを焼き回ししても、こっちもつまらないし、向こうもつまらない。まあなんだ、昨日の晩御飯の話とか、とりとめの無いことでいい。色々話を聞いてもらったら自然と過ごしやすいものだ。時間なんてすぐ来てしまう。
色々言ったけど、リラックスして楽しんで過ごしてくれ。
僕は、コミュ力も上がりそうだし、通ってみようかと思う。
とりあえず経験者の人に感謝。
みんなも行ってみてくれよな!
なお、ぼったくられることはなかった。
ほなまた。